海溝型地震 直下型地震 |
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東北地方太平洋沖地震 気象庁発表によるM9.0は地震の規模としては1923年(大正12年)の関東大震災(大正関東地震)のM7.9を上回る日本国内観測史上最大、アメリカ地質調査所(USGS)の情報によれば1900年以降、世界でも4番目のものとなった。東北地方を中心として大きな被害を出し、1都9県が災害救助法の適用を受けた。地震の影響は広範囲に波及し、関東地方や北海道でも死傷者が出る事態となっている。警察庁発表による死者数は3月18日に1995年の阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)の死者数を超え、行方不明者も含めれば戦後初めて1万人を越える戦後最悪の自然災害となった。 (Wikipedia「東北地方太平洋沖地震」より) |
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地震のしくみを知る
プレートは、地球内部に沈み込む際、隣接するプレートの端を、一緒に引き込もうとします。 引き込まれるプレートの端は、元に戻ろうとするエネルギーを貯めながら少しずつ歪んでいき、限界まで来たときに急激に元に戻る動き(復元)をします。 これが、海溝型の地震です。
海溝型地震は、開放される(元に戻る)エネルギーが大きく、マグニチュード8程度になります。 また、震源地が地中深くになるため、揺れは広い範囲に及びます。
関東大震災(M7.9)は、相模トラフで発生した海溝型地震です。
引き込まれるプレートの端がゆがんでいく際、その内部で地殻にひびが入るように壊れることがあります。 この破壊が、都市の地下でおきるものが、直下型地震です。
直下型地震は、開放されるエネルギーは海溝型に比べて小さく、多くはマグニチュードも7程度までです。 また、地表に近いため、揺れる範囲も、海溝型に比べれば小さくなります。 しかし、地表に近い分、地表の揺れは大きく、甚大な被害をもたらす可能性が大です。 阪神淡路大震災は、地下16kmで発生したM7.3の直下型地震です。
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