萩往還と地図

萩往還＆地図

萩往還と地図

　最初の難関である、現在の山口県道62号線沿いにある「板堂峠」

を通り過ぎ、しばらくは下りの舗装道路が続きます。

　この時点で双子の兄であるリョウがもう帰りたいと、ほざきだしたのであります。

まだ全行程の半分も来ていない時点での泣き言、ここは叱咤するより激励して

なんとか歩き続けさせることに。（汗）

　ちなみに板堂峠の頂上付近には「21世紀の森」なるものがあります。

フィールドアスレチックや無料休憩所等があり、元気のある子ども連れには

いいかもです。

←21世紀の森です。フィールドアスレチックもあります。

↓21世紀の森の地図です。

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　やっと、休憩所！

　数キロメートルいくと、第1休憩所で

ある佐々並市の街道筋があります。

　佐々並の町は国道262号より奥まった

ところにありますが、国道沿いの

「道の駅あさひ」を目印にされると

分かりやすいと思います。

　１８００年頃から地元の味として伝えられているのが、佐々並豆腐。

萩往還の宿場町である佐々並の土地の味として 作り始められました。

　今は土山さんという方がその伝統の味を守られているということです。

　疲れた体に冷たく美味しい豆腐の味が染み渡り、気力体力回復です。

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いざ、出発！

　出発したのはいいのだが、 しばらく

続く上り坂にそろそろ膝ががくがく（汗）

　双子は二人揃って足首が痛いと言い

出す始末。しかし、まだまだ全行程の

半分くらいと自分に言い聞かせ、老体

に鞭を打ちながらだましだまし歩き

続けます。

　　ここは「千持峠」というところで、芝生が生えた

　峠道。やはり舗装道より膝に優しいのか、 とても

　歩きやすかったですよ。

　　なんだかんだして上り坂が続いたと思っていたら、

　なんと国道262号の最高地点という看板が！

　　ここは釿ノ切峠という箇所です。

　　取りあえず、記念写真・・・はいポーズ！

　お昼はまだ？

　足腰も痛いがそろそろお腹が空いて来ました。

　時計を見ると、午前10時過ぎ。起きてからそろそろ6時間が経とうとしています。

　お昼休憩会場のある明木まで約3km程度なので、双子と一緒に気合いを入れ直し

パワーアップ！（してないかな？）

　　明木までの途中に一升谷の石畳と

　いうところがあります。

　　急勾配でずっと続く下り坂。

　　膝がそろそろ限界の私は、

　木の枝を杖代わりにして双子の

　跡を付いていくスタイルです。

すれ違う人たちからは「お父さんガンバレー！」と励ましの声！（汗）

　しかし、この石畳は降雨時流水から重要な街道を守るために先人たちが考えた

工夫だそうです。

　通るだけでも大変なのに石畳を造った人たちはまだ大変だったろうな。。。

　そしていよいよ明木です。

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　昼食はお弁当を頂き、しばし休息。。。ウトウト（コラー！寝るな！）

　双子は足首が痛そう。私は膝が痛い。

　残りは約9km。

　　明木から最後の上り坂である

　「鹿背坂」を登り切り、道の駅「萩往還」

　でまたまた休息。

　　ドリンクサービスの給水所で

　ゴクゴク喉を鳴らしながらの水分補給。

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　歴史を感じながらのトレッキングを心がけていたんだけど、耐力の消耗ときつさで

どこえやら（汗）しかし、取りあえず、記念写真で吉田松陰・高杉晋作・久坂玄瑞の

銅像の前で、維新の志士たちになりきって、ハイ・ポーズ！

　歩ききったぞー！

　　左手に昔の佇まいの残る綺麗な

　駅舎である萩駅をみながら、

　残りわずかと分かっていながらも、

　まだ？

　まだ？

　と歩き続ける3人。

　そして、やっとゴール！ 合計9時間をかけての完走（歩）。

　　ゴールについて頂いたお菓子や

　ジュースがなんと美味しかったこと。

　私たちにとってとっても大変な経験

　だったけど、双子にとってはとても

　貴重な経験であったに違いないと

　思っています。

　「また来年も出場しような？」と聞くと「・・・」しばしノーコメント。

　再度「来年も出るよ！」というと仕方なく「ウン」

　さぁ〜来年に向けて、体力作りをするとするか！